「子ども×おとな実践」を実施しました。

先週21日の「養育者（おとな）研修」で学んでいただいた内容を実践する研修として、『かきくけこうふくろん。』という、自己理解のレッスンを行いました。

「かたりあう」・「きもちをあわせる」・「くらべる」・「けいけんをえがく」・「こうふくろん」の５つのSTEPを経て、『自分で自分をしあわせにする』ための気づきを得ることを目指す、デザイン国語の代表するレッスンの１つです。

子どもの声に耳を傾ける、そして子どもの言葉にならない声をおとなが「言い換え」ることによって子どもの価値観を探ることを通じて、完成する「わたしの幸福論」は、多くの学びを共感、気づきをもらいます。そして、その場を共有したみんなからもらう「応援メッセージ」をうけとる時に子どもたちの恥ずかしそうなうれしそうな表情は、講師にとって研修の最後にもらえる、最高のご褒美です。

研修に参加いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

今回はあいにく都合で参加できない方もおいでになりましたが、ここでの成果を元に、さらに研修を研鑽を積んでいき、今回のような研修はもちろん、施設に訪問するレッスン、キットや動画を通じてレッスンを体感いただくような教材の開発など、より多くの方に学びを共有していけるよう、そして子どもたちが「自分で自分をしあわせにする」力を身につけられるよう、今後も研究・実践を進めて参りたいと思います。